2018年 8月 の投稿一覧

ピルを飲むと体重が増える原因と対処法

体重増加はエストロゲンの働きで水分が溜まることで起こる

ピルの副作用による体重増加の原因は、エストロゲンによって、腎臓から塩分が排出されにくくなることです。

体の中に必要以上の塩分がたまり、その塩分が体内の水分をどんどん吸収していきます。過剰な水分が体に溜め込まれるために、体重増加やむくみが生じるのです。

ピルの服用を中止すれば、この症状は治まります。ピルを飲まず、エストロゲンが人為的に取り込まれなければ、不要な塩分は正常に排出されるため、水分が溜まることもありません。

ピルの休薬時間に入ると、大抵の場合、むくみは治まります。

ピルを飲んでいなくても、生理前は体の重さを感じる場合があります。これは体内で分泌されるエストロゲンの働きによるものです。

塩分を抑えた食事と適度な運動でピルの体重増加は防げる

ピルの服用による体重増加を防ぐには、塩分の多い食事を控え、水分の溜め込みを抑えましょう。

特に飲みはじめの時期は塩分の排出が悪くなり、水分が溜め込まれやすいです。

食べ過ぎや飲み過ぎは健康状態を乱しますが、医薬品を服用しているときには特にマイナスに働いてしまいます。

味付けの濃い食事や砂糖の多い食べ物を、お腹いっぱい食べるのは控えましょう。新鮮な食材を、できるだけそのままの味付けで調理し、食べる量も腹八分目に抑えることが大切です。また、多量の飲酒も控えるべきです。

食事の管理や運動を、意識的に生活に取り入れると、食欲のコントロールがしやすくなります。

日ごろから運動する習慣がないと、汗をかかないために水分が出て行かず、身体にむくみが生じやすくなります。

軽い運動を習慣的に行ったり、半身浴をしたりして、意識的に汗を流すようにしましょう。

ピルによる頭痛の原因と対処法

頭痛の原因はホルモンバランスの乱れとセロトニンの低下

かつてピルは、あまり印象の良いものではありませんでした。近年では月経前症候群や生理痛の軽減、ニキビの改善効果があることから、ピルを服用する女性は増えています。ピルを飲む際は、メリットだけでなくデメリットもあることを理解しておくことが大切です。

ピルの副作用としてよく挙げられるのが「頭痛」です。また、吐き気やめまいが併発する場合もあります。

頭痛は、ホルモンバランスの乱れと、セロトニンという物質の量の低下によって、血管が拡張されるために起こります。ホルモンバランスの乱れは、ピルを飲むことで、女性ホルモンが増えるために起こります。セロトニンの減少は、ピルに含まれる女性ホルモンの1種、エストロゲンの影響によるものです。

症状が出やすいのは、ピルを飲み始めた頃と休薬中の期間です。この期間中は症状を悪化させないよう、生活習慣の乱れや飲酒、ストレスの蓄積に注意しましょう。

頭痛を防ぐには副作用の起こりづらいピルや頭痛薬を使う

避妊効果や生理痛の軽減などのためにピルを飲んで、副作用の頭痛に悩まされるのは辛いものです。

ピルの副作用は服用を続けているうちにだんだん緩和されていくといわれています。しかし、あまりに頭痛がひどい場合は、医師に相談してピルの種類を変えてもらうとよいでしょう。

頭痛が出にくいピルは2種類あります。

3相性ピルはホルモン量が3段階で上がっていくピルです。本来の女性ホルモン増加のサイクルに近いため、ホルモンバランスが乱れにくいのです。

通常のものよりエストロゲンの量が少なくなっている、超低用量ピルも副作用が起こりにくいです。

また、普通の1相性ピルを3周期連続で服用して休薬の期間を作らない「3周期連続法」という方法もあります。

ピルを変える以外にも、市販の頭痛薬を使うのも有効です。ロキソニンやバファリンといった市販の頭痛薬は、ピルを併用しても問題ありません。