吐き気は女性ホルモンの作用が原因

ピルを服用した際、最も起こりやすい副作用は吐き気です。

吐き気の原因は、ピルに含まれている女性ホルモンの「プロゲステロン」と「エストロゲン」の作用によるものです。また、「ピルを飲むと副作用が起こる」という先入観、苦手意識も原因として挙げられます。

プロゲステロンはインスリンの働きを低下させるため、低血糖を引き起こし、むかむかとした気分を引き起こします。

また、プロゲステロンは水分を溜め込む性質があるため、ピルを飲むと体がむくみやすくなります。その結果、老廃物が排出されにくくなったり、胃の蠕動運動が弱まったりすることで、胃の不快感や嘔吐を起こすのです。

エストロゲンの体内濃度が上がると、嘔吐中枢神経が刺激され、日常のちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。

ピルの副作用はしばらくすると落ち着いてきます。副作用が起こっても、なるべく服用を続けるようにしましょう。

ピルによる吐き気は様々な対処法がある

ピルの副作用による吐き気は一時的なものではあるものの、つわりのような症状のため辛いものです。吐き気を感じたら、市販の乗り物酔いの薬を飲んだり、ピルを飲む時間を朝や空腹時ではなく、就寝前に変えてみましょう。

症状がひどい場合は医師と相談しましょう。1回に服用する量を半分にして、1日2回に分けて飲む方法や、エストロゲンの少ないピルに変える方法などが検討されます。

吐き気は自立神経の乱れによっても起こります。規則正しい生活を送り、ピルを飲むことに意識をとられ過ぎないようにしましょう。ストレスも自立神経を乱すので注意が必要です。

ビタミンや大豆イソフラボンにはリラックス効果があります。ただし、サプリメントで摂取するとホルモン濃度が高くなり、吐き気が強まる場合があるので、食事から摂るようにしましょう。